はじめに
30代になってから「基礎の重要性」を痛感することが増えました。
フレームワークやライブラリは次々と出てきますが、結局のところ、土台となる知識がしっかりしていないと応用が効かないんですよね。
そんな中で見つけたのが「Every Programmer Should Know」というGitHubリポジトリです。
これ、GitHubで96,000以上のスターを獲得している超人気リソース集で、プログラマーが知っておくべき技術的な知識が体系的にまとめられています。正直なところ、もっと早く知りたかったという内容ばかりでした。
Every Programmer Should Knowとは
Every Programmer Should Knowは、ソフトウェア開発者が知っておくべき技術的・キャリア関連のリソースをまとめたコレクションです。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リポジトリ | mtdvio/every-programmer-should-know |
| GitHubスター | 96,000以上 |
| ライセンス | CC-BY-4.0 |
| コントリビューター | 90人以上 |
| 公開期間 | 8年以上 |
特定の言語やフレームワークに依存しない、普遍的な知識が集められているのが特徴です。
特徴・メリット
1. 体系的にカテゴライズされている
単なるリンク集ではなく、しっかりとカテゴリ分けされています。何を学ぶべきか迷っている人には道標になりますね。
2. コミュニティによる厳選
90人以上のコントリビューターが関わっており、質の低いリソースは淘汰されています。個人的には、これが一番のメリットだと思います。時間は有限なので、良質なリソースに絞って学習できるのはありがたい。
3. 技術だけでなくキャリア面もカバー
エンジニアとして成長するには、技術力だけでなくキャリア設計も重要です。このリポジトリには、給与交渉やリモートワーク、メンタルヘルスに関するリソースも含まれています。
4. 定期的にアップデートされている
2025年11月だけで1,500以上のスターが追加されており、現在も活発にメンテナンスされています。
収録されているカテゴリー
このリポジトリでは、以下のようなカテゴリーに分類されています。
技術基礎
- アルゴリズムとデータ構造
- 数値計算と浮動小数点演算
- 文字列とUnicode処理
- 正規表現
個人的には、浮動小数点演算のセクションが目から鱗でした。「0.1 + 0.2 が 0.3 にならない問題」の本質的な理解ができます。
システム知識
- レイテンシーとパフォーマンス
- メモリ管理
- 分散システム
- 時間とタイムゾーン
分散システムについては、マイクロサービス化が進む昨今、必須の知識ですね。
専門領域
- 機械学習
- セキュリティとクリプトグラフィ
- UX/ユーザビリティ
- SEO
エンジニアでもセキュリティの基礎知識は持っておくべきです。このセクションのリソースは実践的で良いです。
ソフトウェア設計
- アーキテクチャパターン
- コード設計原則
- エンジニアリング哲学
- ベストプラクティス
設計の話は経験を積むほど重要性がわかってきます。30代になってから改めて学び直すと、新しい発見がありますよ。
効果的な活用法
1. 弱点の特定と補強
まずは各カテゴリーをざっと眺めて、自分の弱点を特定します。知らない用語が多いカテゴリーがあれば、そこから重点的に学習していくのがおすすめです。
# 学習計画の例
1. 【優先度:高】分散システム - 業務で必要になりそう
2. 【優先度:中】アルゴリズム - 面接対策
3. 【優先度:低】機械学習 - 興味はあるが緊急性低
2. 技術面接の準備
転職活動を考えている方は、アルゴリズムとシステム設計のセクションが特に役立ちます。LeetCodeやHackerRankへのリンクも掲載されているので、実践的な準備ができます。
3. 読書リストとして活用
リンク先には無料で読める教科書や論文も多く含まれています。通勤時間や休日に少しずつ消化していくスタイルがおすすめです。
4. チーム内での共有
新人教育やチームの技術力向上のために、このリポジトリを共有するのも効果的です。「何を学ぶべきか」の共通認識を持てます。
実践的なユースケース
ケース1:新卒・若手エンジニア
基礎固めとして最適です。実務で使う技術だけでなく、背景にある理論を理解することで、応用力が身につきます。
ケース2:中堅エンジニア
30代になって「あれ、この概念ちゃんと理解してなかったな」と気づくことってありませんか。このリポジトリで改めて基礎を確認すると、点と点がつながる瞬間があります。
ケース3:転職・キャリアアップ準備中
技術面接の準備だけでなく、給与交渉や面接対策のリソースも含まれています。エンジニアのキャリア全般をカバーしているのが強みです。
ケース4:マネージャー・テックリード
チームメンバーの育成計画を立てる際の参考になります。「この人にはこのカテゴリーを学んでもらおう」という判断材料として使えます。
リポジトリへのアクセス
GitHub: https://github.com/mtdvio/every-programmer-should-know
スターを付けておくと、フィードに更新情報が流れてきて便利です。
まとめ
Every Programmer Should Knowは、プログラマーが知っておくべき知識を体系的にまとめた貴重なリソース集です。
特に良いと思った点は以下の通りです。
- 特定の技術に依存しない普遍的な知識が学べる
- コミュニティによって質が担保されている
- 技術だけでなくキャリア面もカバーしている
- 無料で利用できる
正直なところ、一度に全部消化しようとすると挫折します。自分のペースで、興味のあるカテゴリーから少しずつ読み進めていくのがおすすめです。
30代エンジニアとして感じるのは、新しい技術を追いかけるのも大事ですが、基礎をしっかり固めることの重要性です。このリポジトリは、そんな基礎固めの良いガイドラインになってくれるはずです。
時間を見つけて、ぜひ一度覗いてみてください。